「立禅」とは立って行う『禅』です
当協会で行う禅の流派は、正式名称を「少林寺内勁一指禅(しょうりんじ ないけい いっしぜん)」と言います。
中国福建省「南少林寺」に古くから伝わる、最も体系立てられた医療気功※ です。
起源は、ダルマ大師がインドから中国に仏教を伝えたと同時に、インド伝統医学に基づく「ヨガ」を伝授した時にさかのぼり、以降インドで発展した健康法であるヨガを、中国の気候風土に適した内容に作り変え、発展を続けてきました。
「少林寺内勁一指禅」の特徴は、いつでも手軽にできる修練法で、「自律神経」を整える効果があることにあります。
様々な修練法がありますが、大きく「立禅」「座禅」「動禅」の3つに分けられています。
日本では禅宗の寺院で行われる「座禅」が一般的ですが、当流派の練功方法の7割が「立禅」であるため、手軽に効果を感じやすい「立禅」を軸に普及させていきます。
「立禅」は、下半身(特に太もも)の筋肉を使う ”動かない” 運動が大きな特徴です。この間、体中の「気」と「血」が活発に循環しています。血流を良くする運動は、ジョギング、筋肉トレーニングなどが思い浮かぶでしょう。大変効果的な反面、難点があります。激しい運動は活性酸素がうまれるからです。
立禅は、心拍数を大きく上げることなく全身に血液を巡らす事ができるので、体温を上げながら、老化の原因である活性酸素の発生を限りなく抑え、自律神経を整える運動が可能になります。
健康と美容に最適な健康法です!
※医療気功 中国および台湾では、気功を医療行為として認めています。病院には気功科の先生がいて治療を受けることが出来ます。当流は、医療気功の先生が学んでいる流派の一つとなります。日本では、医療行為と認められていません。